試してみたい
高校を卒業して就職した会社を2年余りで退社した私は、その後、医療機関への転職を志しました。あるとき、自宅から程近いところにある内科医院が人を募集していたので、思い切って面接を受けに行くことにしました。とんとん拍子にアルバイトに採用され、仕事が始まったのですが、初日は午後は休診で午前中だけという日でした。その半日の仕事を終えて自宅に戻ると、家族からいっせいに、薬くさい!!と言われました・・・。そこの医院では、当時ももうあまり見かけなくなっていましたが、処方されたくすりをひとつの袋にまとめて入れていました。薬を乳鉢と呼ばれる入れ物に入れて調合し、粉薬の中に錠剤やカプセルなどを入れてしまうもので、おそらくそうした薬の処方をしていたせいで、かなり薬のにおいが漂っていたのだろうと思われます。自分ではそこにいる間、気づかなかったのですが、意外と外に出ても、しばらくはニオイというのは残っているものなんだなと思いました。
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